着衣泳体験(4~6年)
着衣泳とは、
水辺の事故は、いつ、どこで出くわすかわかりません。そのとき、水着を着ているとも限りません。普段泳げる人も服をつけたままでは思うように泳げないものです。その違いを理解して、自分で自分を助ける方法、それが着衣泳です。
まず、大の字で仰向けの姿勢になり体の力を抜いて「背浮き」を体験しました。
次に、身の回りにある浮力のあるものに捕まって浮く「ラッコ浮き」をしました。
服や靴は脱ぎません。服は体温低下や外部損傷から保護してくれます。また、服の中に空気が残っており服を着ているほうが浮きやすいそうです。また、靴には、それ自体に浮力があります。
何より大切なことは、浮き続け助けを待つことです。
子供たちは、プールで着衣泳を体験することにより、着衣時の動きにくさ、濡れた服の重さを感じとり、いざというときの心構えができたようです。
夏休みを前に、水辺で子供たちだけで遊ぶことが危険であること、大人と一緒に出かけることが大切であることなどを話し合ってください。